ぼくの睾丸ガン闘病日記
2006-01-25T20:23:57+09:00
nakamatakehiro
平成14年7月に、10万人に一人と言われる珍しいガン「睾丸ガン(精巣ガ ン)」を発病し、3年近く厳しい闘病生活を送っています。
Excite Blog
訓練生活20日目/71日
http://nakamanet.exblog.jp/2587501/
2006-01-25T20:23:57+09:00
2006-01-25T20:23:57+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
妹は結構楽しくやっています。父も母も元気だよ。そっちはどうだい。
こないだ家に帰ったらやまとが男になってびっくりしたよ。去年兄貴が病院であったときもきっとそっけなかったんだろうね。小町はすっかり寝てばかりになったよ。
そうそう、私は今看護婦さんと一緒に勉強している。いろんな話をきくよ。いろんな人がいるから遊びに来たらいいよ。ついでに妹にいい相手を合わせてやってくれよ。
ここに来てずいぶん元気になったよ。朝から笑ってばかりいる。この私がこんなに大勢の人と一緒に生活してるなんてすごくない?語学でつらい人もいるようだけど私はすごく楽しい。なんでスペインいる時あんなに辛かったのかなあ。語学学習はもう苦になっていない自分を発見しました。
そうそう、こないだ健康診断やったけど結果はパーフェクトでした。自慢!
たまにはおばあちゃんやおじさんおばさん、うちの父母の様子を見てね。それじゃあ、また!]]>
名嘉真武博について
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2006-01-13T15:42:31+09:00
2006-01-13T15:41:18+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
兄の死後、妹麻希が好き勝手に使っていますが、兄のパソコンに残っていた日記など公開するかどうか考えています。そしてカメラマンであった兄の遺作展を中国から帰ってきたらしたいと思っています。]]>
今訓練所です。
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2006-01-09T20:07:55+09:00
2006-01-09T20:07:55+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
兄貴の大好きだったカンボジアの先生と話したりしました。兄も私の肩の上にいたでしょうね。]]>
メキシコ旅行日記
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2005-12-12T14:55:34+09:00
2005-12-12T14:56:51+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
http://boukun.jp/shinohara/column/01/index.html]]>
お墓の建立
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2005-12-12T13:11:44+09:00
2005-12-12T13:13:41+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
叔母が、お墓の建立式の日には、墓石の上にお釈迦様が降りてくるといっていましたが、ご住職の厳かなお経とともに、本当に光が降りてくるような感じがありました。
お墓の場所は、今までにも書きましたが、小田急線鶴川駅から徒歩10分の妙行寺、お墓はお堂の真後ろで、前から3列目、右から5個目です。明るい石で「名嘉真家之墓」とありますので、すぐ分かると思います。お堂の後ろの坂を歩いていても見える位置です。本当にいい場所でうれしい限りです。兄も喜びますので、お時間ある際には是非よって、兄に声をかけて下さい。]]>
兄の友人から
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2005-12-08T17:05:06+09:00
2005-12-08T17:05:06+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
どうやらあっちの世でこっちの世を見ながらのんびりしてるみたい。
良かったね、兄ちゃん。
皆様も兄の姿をみた!というような話があったら是非聞かせて下さい。
そうそう、私事ですが、1月からJICA派遣前訓練に福島県行ってきます。メニューみたら軍隊みたいで驚いちゃった。「こりゃあ、専門知識だ、語学だという前にまず体力だ」ということで、運動をすこしでも、って思ってます。あと皇太子ご夫妻への謁見もあるそうなので、髪の毛黒く染め直します。大丈夫かなあ・・・。いろいろやることがあります。]]>
建立式と納骨の儀
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2005-12-05T18:26:25+09:00
2005-12-05T18:26:25+09:00
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nakamatakehiro
皆様へ
11日は月遅れの兄の命日です。
いろいろと思う今日この頃でありますが確実に毎日を生きています。]]>
兄武博の夢
http://nakamanet.exblog.jp/2257268/
2005-11-25T12:51:12+09:00
2005-11-25T12:52:37+09:00
2005-11-25T12:51:12+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
はっきり覚えているのだけど、病室で兄を中心にして向かって左に彼女、左に私がいます。右にテレビがあります。兄はむくんで黒くて、ベージュのTシャツに今のバンダナをしています。眉のない兄です。上半身ベットごと起こしています。だから動けない時の兄みたいです。
テレビで癌になった男性芸能人(誰だかわからない人)の番組をやってます。その彼の日常を追ったVTRのなかで、その芸能人を撮影している兄が写っています。黒いバンダナに黒いシャツを着ています。顔がむくんでいるので、最初に腫瘍マーカーがゼロになって退院した時の兄みたいです。やっぱり眉ないし。黙々と片ひざついて、ソファの上の芸能人の写真を取っています。何を思っているのでしょうか・・・
そんな番組を見ながら、私と彼女はいろいろと兄に聞いています。「すごいじゃ~ん、この人それでなにいってたの?」とか。兄もいっぱい説明しています。兄のしゃべっている声を亡くなってからはじめて聞きました。
兄は、今も動くことが出来ず、一箇所に留まっているのでしょうか。
あの夢は私に「動け!」って言ってるのでしょうか?
死者の声が聞けたらいいのに。
何をしてあげたら満足できるんだろう・・・
メキシコののどかな町メリダの夜に流した涙は半分は間違いなく兄のものでした。
生きていかれない、こういうのどかな町に来ることが出来ない、こういうのどかな時間の中にもういることが出来ない、無念で悲しくって、悔しくって・・・・
海外青年協力隊で中国に行くことにしました。私は私の出発を始めます。
林君、兄はなんて言ってたの?私が海外青年協力隊に応募したことを林君に話した時って。
希望はスペイン語圏なんだけど、中国だって兄はいってたの?
この3年間に5人と6匹いた家族はへりました。入院中2匹のうこっけいが死に、兄の彼女が猫を連れて出て行き、兄が死に、最後のうこっけいが死にました。今は3人と2匹です。私が出て行くと2人になってしまいます。
どうぞ時間に都合を付けて家に来てくださいね。
お墓が立つのももうすぐです。]]>
改めて
http://nakamanet.exblog.jp/2239441/
2005-11-22T14:27:13+09:00
2005-11-22T14:27:13+09:00
2005-11-22T14:27:13+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
兄の遺作展ですが、私がJICAいったら出来そうにありません。母は何とか一周忌の8月にはしたいと思っています。お手伝いしてくださる方いらっしゃいますでしょうか?銀座でギャラリーを探しているのですが。
ちなみに私のミクシィもご覧下さい。ニックネーム「なんでも大好き」で検索して下さい。]]>
100日過ぎました。
http://nakamanet.exblog.jp/2232835/
2005-11-21T12:46:53+09:00
2005-11-21T12:46:53+09:00
2005-11-21T12:46:53+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
悩んでいます。
http://nakamanet.exblog.jp/2191969/
2005-11-14T17:35:26+09:00
2005-11-14T17:35:00+09:00
2005-11-14T17:35:00+09:00
nakamatakehiro
未分類
今悩んでいます。
先日JICA(海外青年協力隊)から電話があって、私が中国への派遣に合格したって言うんです。応募したのはずいぶん前で、その時は兄は生きていたし兄の彼女もいました。
時期が3月派遣で、1月当初から派遣前合宿が2ヶ月間あります。正直今の時期に両親とペットを2年間もほっておいていいのか迷っています・・・
今の仕事は辞めたいし、職が決まっているなんてすごくうれしいことではあるし、ビッグチャンスではありますが・・・
しかし時期があまりにも近すぎる。もうないチャンスなのか、他にいくべき道があるのか・・・
返事は1週間以内なのですが、客観的にご覧になって、どう思われますか?
もし参加するなら、もろもろのことを今年中、あと1ヶ月半でしなければなりません。
私は、条件が期待していた場所でも職種でもなく、また、最近美術で生きていく道を模索している最中なので行きたいの半分、不安も半分っていう感じです。]]>
九州の実家に
http://nakamanet.exblog.jp/2190895/
2005-11-14T13:43:34+09:00
2005-11-14T13:42:27+09:00
2005-11-14T13:42:27+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
渡辺美里
http://nakamanet.exblog.jp/2154677/
2005-11-08T17:19:26+09:00
2005-11-08T17:18:18+09:00
2005-11-08T17:18:18+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
渡辺美里様
はじめまてお手紙を送ります。いつもきらきら輝いた歌で幸せな気分にさせて頂いています。いっぱいいっぱいありがとうございます。
突然ですが、私の兄が闘病生活3年の末、8月11日に35歳でこの世を去りました。兄は高校生の時から美里さんの大ファンでした。失恋しては「画用紙」をずっと聞き、高校を卒業して新しい彼女と西武球場のライブに行っていました。第一回目のライブから毎年行っていました。兄にとって美里さんの歌はいつもそばにあって、いつも現在進行形の青春でした。いつも思い出には美里さんの歌が一緒にありました。恋愛したり、失恋したり、新しい恋を見つけたり、友達とお祭り騒ぎをしたり・・・。いつもいつも美里さんの歌がそばにありました。
入院中、「西武球場いけなくて残念だね。治ったらいけるよ」といつも兄に言っていました。それも3年目になり、今年最後の西武球場になり、「いきたかったなー!」と何度も言っていました。20回目のライブが終わり、夏のうちに急いで兄は亡くなりました。葬儀の時、兄の一番好きだった「サマータイムブルース」と[夏が来た]を流して見送りました。友人が、最後のライブについて書いてある新聞記事をお棺の中に入れてくれました。彼もあなたの歌が大好きで、やっぱり彼にとってもこの20年は、西武球場のライブは青春そのものでした。「この切り抜き記事は俺にとって宝物だけど、名嘉真にやる」と言っていました。本当に夏のお祭り騒ぎのような人生を送り、人生の秋が来る前にこの世を去った兄でした。
美里さんのこの20年間は、兄にとっても大きな20年間でした。
どうしてあなたの歌はこんなにも等身大で、まるで自分のことを歌ってくれているような気分にさせてくれるのでしょう・・・
美里さんの歌には魔力がある。
どうしてこんなに魂が震えるのでしょう。
どうしてこんなにも心が打ち震えるのでしょう。
最近、テレビ番組でおっしゃっていたように「夢見るように歌って」いらっしゃるからなのでしょうか。
これからの美里さんの新しい活動を影ながら期待しています。等身大の美里さんをこれからも聞いていきたいです。兄は死にましたが、私は生きて、これからも美里さんの歌をもっともっと聞いていきます。
こんな内容を送るかどうか迷いましたが、あなたの歌が、そのまま人生だった人間がいたことを知らせたくて送ります。そしてこれからを生きていく私みたいな存在がいっぱいいるであろうことを知らせたくて送ります。
「あなたの歌に出会えてよかった、美里さんが歌い続けてくれてよかった、励ましてくれて、自分のことを歌ってくれて、勇気をくれて、一緒に悲しんでくれて、いっぱいいっぱいありがとうをいいたい」と思っていても、その気持ちを知らせることの出来ない人達のために、この手紙を送ります。
今までのいっぱい、いっぱいのありがとうと、
これからの美里さんにたくさんエネルギーと感謝を送ります!
東京都在住 名嘉真麻希(30歳)
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本田美奈子
http://nakamanet.exblog.jp/2154664/
2005-11-08T17:17:19+09:00
2005-11-08T17:29:39+09:00
2005-11-08T17:15:07+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
本田美奈子さんは亡くなる時意識がなかったそうですが、「なんでだろう?」と母と話しました。多分モルヒネをいっぱいしたからだと思います。兄は最後まで意識がありました。本当に苦しくて苦しくて、モルヒネをする時「お母さんごめんね、ごめんね」と何度も繰り返しました。今日、気がついたことですが、あの瞬間まで兄は本当に一生懸命がんばっていたけれど、モルヒネをうったらもう死ぬんだということがわかっていたんではないでしょうか。あの「お母さんごめんね」はその「ごめんね」だったんではなかったのか。そんなことも3ヶ月たたないとわからない間抜けな親子です。
どれだけ多くの白血病で苦しんでいる患者さんにとって本田美奈子さんが希望だったかを考えると、彼女の死が残念でたまりません。「天使みたいな笑顔」を残していってくれても、彼女自身はもう人生を歩めないのですから。
なぜ、「明日を生きたい」と思っている人が生きられないのか。毎日、「明日を生きたいと思っている人が笑顔で今日も明日も過ごせますように」と毎日祈るばかりです。]]>
メキシコのお墓
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2005-11-08T17:07:44+09:00
2005-11-08T17:05:35+09:00
2005-11-08T17:05:17+09:00
nakamatakehiro
皆様へ
前にもこの死者の日には墓地を訪れたことがありますが(たいそうメキシコでは大きなイベントです)、今回は我が家でお墓を買ったりいろいろしているので、「このお墓の一つ一つにその家族の愛情と努力があるんだなあ」と思ってしまいました。
春には家族と行こうといっていたのに、一人で行きました。
「兄貴、メキシコの墓地ででるかなあ」と思い、ずっと写真も持っていました(でませんでした・・・)。兄が生きていたらば、こんな旅行に参加することも出来なかったはずです。
ユカタン半島の南国の町メリダは平日だというのに夜中2時でも騒がしくて、「こんなのどかな時間を過ごしている人もいるんだ。私たちのこの3年間は緊張と不安でいっぱいだったのになあ」と思うと、こんなのどかな時間や場所を過ごすことなくいってしまった兄のことを思うと涙が止まりませんでした。どれだけ無念だったことでしょう。どれだけ海外に行きたかったことでしょう。
帰り、成田空港で、いろんなところを兄に見せてあげました。私の友人を送るために連れて行ってもらったこともあります。兄におごってもらったお店や目の色輝かせてみた出発飛行機の見える場所など、本当に、本当に、胸が痛くて涙が止まりませんでした。でもこの涙は私のじゃなく、兄のものだったんだろうなあ。
家で3人でいることにいまだになれずにいます。気がつくと、兄が旅から帰ってくるのをみんなして待っている感じです。「あんちゃん帰ってこいよ~」
自分が幸せでいることが、家族や他人を幸せにする。
自分が健康でいることが、周りを幸せにしているのって、気がつかないことが多いんじゃないかと思います。]]>
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